BTOの購入カートで、最後の最後に出てくる「3年保証 +12,000円」のチェックボックス。あの画面の前で、マウスカーソルが行ったり来たりして指が止まったまま、もう30分。冷めたコーヒーを横に置いて、お前は今この記事を開いた。違うか?
結論から言う。初心者の9割は、保証に入っとけ。理由は「壊れたら金が返ってくるから」じゃない。“自分でパーツ交換できないから”だ。これがこの記事で一番伝えたいことだ。
俺は自作PC歴2年。最初の2年は地獄だった。電源容量を読み違えて初っ端の自作PCが起動せず、1万のグラボが返品できなくて泣いた。
そんな男だから、これだけは断言できる。「保証あったら救われたのに」と「保証なんて要らなかったな」、両方の経験を踏んできた。だからこそ、お前には正直な話をする。「初心者なら入っとけ」みたいな思考停止のテンプレ記事じゃない。入るべき人と、入らなくていい人を、はっきり線引きしてやる。
この記事を最後まで読めば、今カート前で固まっているお前は、5分後にはチェックアウトに進めるはずだ。期間は何年がいいのか、物損保証は要るのか、いくらまでなら払う価値があるのか――全部、地獄を見てきた40代の本音で答える。
結論|ゲーミングPC初心者に保証は「基本必要」、ただし不要なケースもある
もう一度言う。初心者の9割は保証に入っておくべきだ。ただし1割は不要。これがこの記事の結論だ。
なぜ「9割」と言い切れるのか。理由はシンプルで、初心者はPCが壊れたとき、自分で原因の切り分けも、パーツ単体交換もできないからだ。スマホが壊れたらキャリアに持ち込めば終わるが、ゲーミングPCはそうじゃない。グラボが死んだのか、電源が逝ったのか、マザボが昇天したのか――この切り分けができないと、修理屋に持ち込んでも「全部調べるので工賃3万円ですね」になる。

保証なんて気休めっしょ?俺の友達も入ってないって言ってたし。



気休めで15万返ってくるなら、最高の気休めだろ。お前の友達が”自作できる”なら入らなくていい。”動かなかったら泣く”側なら入っとけ。話はそれだけだ。
「不要派」の言い分も先に紹介する
ネットを見ていると、「保証なんて要らない」と断言する強気な記事もある。これはこれで嘘じゃない。代表的な不要派の言い分はこんな感じだ。
- 現代のPCはそうそう壊れない。延長保証は店側の利益商売だ
- 壊れる頃にはどうせ性能不足で買い替えだから、保証使う前に寿命が来る
- 修理に出して2〜4週間ゲームできない方が辛い。新品買い替えの方がマシ
正直、どれも一理ある。3つとも部分的には正しい。でもそれは”自作スキルがある人間”の論理であって、初心者にそのまま当てはめると痛い目を見る。なぜそれでも初心者には保証を勧めるのか――次の章から、種類・期間・データの順で詰めていくぞ。
そもそもゲーミングPCの「保証」って何?種類を整理する
多くの初心者がここでつまずく。「保証」と一括りにしても、中身は4種類ある。これを理解せずにオプションを選ぶから、要らないものに金を払い、要るものを外してしまう。まず全体像から押さえよう。
| 種類 | 料金 | 対象 | 初心者の必要度 |
| ①メーカー標準保証 | 無料(標準付帯) | 自然故障のみ | 必須(自動付与) |
| ②延長保証 | 5,000〜15,000円 | 自然故障 | 強くおすすめ |
| ③物損・事故保証 | 5,000〜20,000円 | 落下・水濡れ・破損 | 環境次第 |
| ④パーツ単体保証 | パーツ価格に含む | 各パーツのメーカー対応 | 初心者は使いにくい |
①メーカー標準保証(だいたい1年、無料)
これは何もしなくても付いてくる。BTOメーカーで買えば、まずどこも標準で1年。一部のメーカー(SEVEN等)は標準で3年付くところもある。対象は「自然故障」だけだ。電源を入れても起動しない、突然画面が映らなくなった、こういうやつ。
逆に、落下・水濡れ・自分で改造してパーツが死んだ――これは標準保証じゃ救えない。「メーカーが想定する正常な使い方」をしている前提でしか効かないんだ。
②延長保証(追加料金で2〜5年)
標準保証の期間を伸ばすオプション。料金は本体価格の数%〜1万円台が相場で、ぶっちゃけこの記事の論点はほぼここに集約される。「延長保証、入る?入らない?」――それが今お前の指が止まっている理由だろ?
カバー範囲は標準と同じく自然故障のみ。期間は2年・3年・5年とメーカーによって選べる。後でも書くが、迷ったら3年を選んどけ。理由はちゃんと説明する。
③物損・事故保証(落下・水濡れ・破損)
これは「自然故障」じゃ救えない、人為的な事故をカバーする保険だ。デスクの上のコーヒーをぶちまけた、子どもがケースを蹴飛ばした、引っ越しで落下させた――こういうの。
俺の経験で言うと、ゲーミングPCの物損は「環境次第」で要・不要がはっきり分かれる。次のどれかに当てはまるなら、入っといた方がいい。
- 一人暮らしで、机の上に飲み物を置く癖がある
- 猫・犬を飼っていて、ケーブルや本体に近づけてくる
- 小さい子どもがいて、PC部屋に出入りする
- 近いうちに引っ越しを予定している
④パーツ単体保証(メーカー直)
グラボや電源、SSDなどパーツ単位で、製造元メーカーが付けている保証。GPUなら2〜3年、電源だと5〜10年保証なんてのもある。これ自体は強力なんだが、初心者が単独で使うのはハードルが高い。
なぜなら、まず故障パーツを自分で特定し、自分でPCから取り外し、自分でメーカーに送らないといけない。BTOメーカーの保証なら「PC本体ごと送れば後はやってくれる」。パーツ単体保証は”自作erの武器”であって、初心者の盾じゃない。
データで見る|ゲーミングPCの故障率と「壊れやすい時期」
結論:壊れる時は壊れる。特に3年目以降がヤバい。
家電量販店の延長保証実績や、各種PCメーカーの修理窓口の傾向を見ていると、ある程度のパターンが見える。最初の1年(初期不良の山)でちょっと出て、いったん落ち着き、3年目以降にもう一山来る。これがいわゆる”バスタブ曲線”ってやつだ。
俺の体感も同じだ。BTOで買った30万のゲーミングPC、ぴったり1年と2ヶ月でGPUが熱暴走して死んだ。深夜2時、Apex中に画面が真っ黒になって、ファンだけが「ブーン」と虚しく回り続けていた。あの時の絶望感、今でも覚えてる。標準保証はちょうど切れた直後。延長保証に入っていなかったから、修理見積もりは7万円。「30万のPCに7万追加して直すか、買い替えるか」で1週間眠れなかった。
壊れやすいパーツを順番に並べるとこうだ。
- 1位:ストレージ(HDDが特に。SSDも書き込み量次第)
- 2位:電源ユニット(経年劣化で容量低下、突然死もあり)
- 3位:GPUのファン・ヒートシンク系(軸ブレ・グリス劣化)
- 4位:マザーボード(コンデンサ膨張など)



3年経つと、ガクッと壊れやすくなるんですか?



コンデンサと電源は経年劣化に逆らえん。3年目に試練が来る。だからこそ、保証期間は3年が現実解なんだ。
「初期不良」と「経年故障」は別モノ
ここで一つ整理させてくれ。初期不良と経年故障は、性質が違う。
初期不良は、買って最初の1ヶ月〜半年以内に出るやつ。これは標準保証(最初の1年)の守備範囲だ。標準保証だけでも、ここはほぼカバーできる。
怖いのは2〜4年目の経年故障。ここが延長保証の主戦場だ。標準保証が切れた直後、ちょうど壊れやすい時期に突入する。延長保証に入る意味は、まさにこのゾーンを守るため。「最初の1年は無料保証で守られている」と思って延長を外すと、一番危ない時期にノーガードになる、という構図を理解しとけ。
保証期間は「3年」が現実解な理由
迷ったら3年保証を選べ。理由は4つある。
- 理由①:故障率の山が3年目に来る。一番危ない時期をピンポイントで守れる
- 理由②:ゲーミングPCの現役寿命は4〜5年。3年あれば寿命の大半をカバーできる
- 理由③:5年保証は料金が跳ね上がるわりに、後半2年は買い替え検討期と被る
- 理由④:1年標準のままだと、一番壊れやすい2〜3年目がノーガードになる
これが俺の出した答えだ。3年保証は、「料金 vs 守りたい期間 vs 現実の故障タイミング」のバランスが一番取れている。1万円前後で3年間夜眠れる安心が買えると思えば、安いもんだ。
例外|5年保証を選ぶべき人
- 「絶対に5年使い倒す」と決めている人。買い替えサイクルが長い人
- 25万円以上のハイエンド構成で買った人。GPU修理代が10万級になるから保証で守る価値が大きい
- 親が子ども用に買い与えるケース。子どもの扱いは雑、寿命は親の想定より短い
例外|1年標準のままでいい人
- 2〜3年でグレードアップ買い替えを予定している人。3年保証の3年目には機体がもうない
- 自作スキルがある/本気で学ぶ気がある人。故障パーツを自力で交換できる
- クレカ付帯の動産保険など、別の備えがしっかりある人
主要BTOメーカーの保証内容ざっくり比較
メーカーごとに保証の中身は違う。標準で何年付くのか、延長は何年まで伸ばせるか、物損は別オプションか、修理は引取か発送か――買う前に必ず見ておけ。代表的なBTOメーカーの傾向を、ざっくりまとめるとこうだ。
| メーカー | 標準保証 | 延長保証 | 物損 | 修理方式 |
| GALLERIA(ドスパラ) | 1年 | 3〜5年に延長可 | あり(オプション) | センドバック中心 |
| G-Tune(マウス) | 3年(センドバック) | 最大5年に延長可 | あり(オプション) | 引取修理対応 |
| FRONTIER | 1年 | 最大3年に延長可 | 原則自然故障のみ | センドバック |
| LEVEL∞(パソコン工房) | 1年 | 最大3年に延長可 | あり(オプション) | センドバック/持込 |
| SEVEN | 最大3年(標準) | 追加で延長可 | 原則自然故障のみ | センドバック |
※具体的な金額・条件は各メーカーの公式ページで購入前に必ず確認してくれ。キャンペーンや時期で変動する。
ざっくり傾向で言うと、マウスのG-Tuneは標準で3年付いて手厚い。「保証で揉めたくない」初心者には心強い。GALLERIAは標準1年だが、延長オプションが充実していて選択の自由度が高い。SEVENも標準3年が選べる構成があり、コスパで見ると悪くない。



結局どこの保証が一番いいの?最強は?



“一番”はない。お前の使い方で正解が変わる。修理に出す時間が惜しいやつは引取修理対応のメーカー、コスパ重視なら標準3年のメーカー、自由に組みたいなら延長オプションが豊富なメーカー。それだけだ。
「保証が手厚い=そのメーカーが故障多い」ではない
たまに「保証3年が標準とか、よっぽど故障多いんだろ」みたいな声を見るが、これは逆だ。保証を手厚くできる=メーカーが自社製品の品質に自信がある証拠と読んだ方がいい。
保証は丸ごとメーカーのコストになる。故障率が高ければ高いほど、保証コストで赤字になる。だから手厚い保証を出せるメーカーは、内部で「うちは壊れにくいから出せる」という自信があるってことだ。心配性の初心者ほど、ここを基準に選べばいい。
保証 vs 修理代|実際にいくら違ってくるのか
「で、修理代って実際いくらかかんの?」――この疑問にちゃんと答えてないサイトが多いから、ここでハッキリ書いとく。BTOメーカーや修理屋に持ち込んだ時の、おおよその修理費用の目安はこうだ。
| 故障箇所 | パーツ代 | 工賃込み目安 |
| GPU(グラボ)交換 | 3〜10万円 | 4〜12万円 |
| 電源ユニット交換 | 1〜2万円 | 1.5〜3万円 |
| マザーボード交換 | 2〜5万円 | 4〜8万円 |
| SSD交換+OS再セットアップ | 1〜3万円 | 2〜5万円 |
| CPUクーラー交換 | 5,000〜15,000円 | 1〜3万円 |
見ての通り、1回でも修理が発生すれば延長保証の元が取れる。特にGPUとマザボはダメージがデカい。延長保証1万円 vs GPU修理5万円。算数できなくても勝敗は明らかだろ?
ただし、ここで誤解してほしくない。保証は“宝くじ的に元を取りに行くもの”じゃない。3年内に1度も壊れず終わる人も普通にいる。むしろ、そっちが多数派だ。
だから保証は、こう捉えてくれ。「3年間、故障に怯えず夜眠れる安心料金として1万円払えるか?」――この問いにYESなら入る、NOなら外す。それだけだ。
それでも保証は不要、と言える3つのケース
ここまで「入れ入れ」と書いてきた俺が、今度は逆のことを言う。初心者でも、保証を堂々と外していいケースがある。3つだ。
①自作の練習をしながら使う/使う気がある人
「PC買ったついでにパーツ単位で勉強する」と決めている人。故障=パーツ単体で交換できる人にとって、メーカー送付修理の保証は割高だ。延長保証1万円払うより、その金で予備のSSDを1個買っといた方が建設的なケースさえある。
ただし正直に言うが、「これから自作覚える」レベルだと最初の1〜2年は無理。最低でもケースを開けてメモリ・SSD・電源・グラボの脱着を躊躇なくできる段階で、ようやく「保証外す選択」が現実的になる。背伸びは禁物だ。
②2年以内に買い替える前提の人
新作AAAタイトルが出るたびにスペックを更新したい層、毎年のようにグレードアップする層。3年保証に入っても、3年目には機体を手放してる可能性が高い。それなら標準1年だけでいい。
ただこのタイプは「ゲーミングPC初心者」の段階を超えてる人が多い。本物の初心者は買い替えサイクルが長くなる。最初の1台で「これで何年も遊ぶぞ」と思っているなら、迷わず3年保証だ。
③他の保険でカバーできる人
意外と知られてないが、こういう代替手段がある。
- ゴールドカード以上のクレカに付帯する「動産総合保険」(カード購入品の破損対応)
- 火災保険の家財特約。落雷による電化製品破損に出ることがある
- 個人賠償責任保険(家族の誰かが他人のPCを壊した時など)
ただし注意点。これらは”自然故障”には基本的に出ない。落下・水濡れなどの事故対応であって、グラボが経年で逝った場合はカバーしてくれない。「物損保証」の代替にはなっても、「延長保証」の代替にはならない。ここを混同すると痛い目を見るぞ。
保証に入る前にやるべき「PCを長持ちさせる5つの習慣」
保証は壊れた後の話だ。だが、本当に賢い読者は“壊れにくくする側”の努力もする。金で安心を買う前に、自分でできることをやれ。これは仕事も恋愛も同じだ。



保証よりも先にできることがあるんですね。



金で解決する前に、自分でできることをやれ。これは仕事も同じだ。これからの5つを習慣にすれば、PCの寿命は素で1〜2年延びるぞ。
①年1回のホコリ掃除(GPU温度が10℃変わる)
1年放置すると、ファンにホコリが1cm近く積もる。冗談じゃない、本当に積もる。エアダスターで吹き飛ばすだけで、GPU温度がスッと下がる。冷却が効くかどうかが、寿命の8割を決めると言っても言い過ぎじゃない。
②電源タップを良いものに替える
100均タップに15万のPCを挿してる人、本気で見直せ。雷サージ保護付きのタップに替えるだけで、落雷時のリスクが激減する。1,500円程度の投資で、PCを丸ごと守れる。コスパ最強の予防策だ。
③起動・終了を雑にしない
固まったからって電源ボタン長押しで強制シャットダウンを連発する――これが一番ストレージを殺す。SSDは書き込み中の電源遮断に弱い。月に何度もやってると、確実に寿命が縮む。
④飲み物は隣の部屋に置く
「物損保証が要らない部屋作り」が最強の物損対策だ。マウスの横にコーヒー、キーボードの奥にコーラ――これやめろ。1回ぶちまけたら15万が一瞬で消える。俺は一度キーボードを水没させて、ついでにマザボまで殺した経験がある。学習しろ。
⑤高負荷ゲームの前に温度をチェック
HWMonitorとかMSI Afterburnerあたりの無料ソフトを入れて、月に1回でいいから温度を見る習慣をつけろ。GPU温度が常時85℃超えてたら、何かがおかしい。早めに気づけば、ファンの掃除やグリス塗り直しで延命できる。気づかず使い続けるとサーマルスロットリングで寿命が削られていく。
保証を実際に使うときの流れ|何をどうすればいい?
いざ故障した時、初心者の多くが「で、どうすりゃいいんだ?」でパニクる。慌てずに、この5ステップを上から順にやれ。
「いつ・どんな状況で・どう壊れたか」をスマホでもメモアプリでも書き出す。”突然画面が真っ黒になった”、”電源を入れても起動音だけしてBIOSが出ない”、”ゲーム中に勝手に再起動する”――具体的に書くほど、サポートとのやり取りが早く済む。
BTOメーカーから来た注文確認メール、保証書、購入した日付がわかるもの。これがないと話が進まない。買った直後にメールを保存フォルダに入れておけ。
電話・チャット・問い合わせフォームのいずれか。電話は混む。チャットが繋がりやすいことが多い。症状メモを伝えて指示を仰ぐ。
多くは着払い伝票が届いてセンドバック。マウスのG-Tuneなど一部メーカーは引取修理に対応している。買った時の段ボールはとっておけ、後で必要になる。
繁忙期は4週間超えもある。代替機の貸出は基本ない(一部メーカーで有料貸出あり)。この期間ゲームできない覚悟は必要。だからこそ、サブPCやSwitchがあると助かる。
保証を使う前に「自分で試すべき」最低限の切り分け
慌てて発送する前に、3分でいいからこれだけ試してくれ。
- 電源ケーブル・モニターケーブルを抜き差し(接触不良の確認)
- 別のコンセントから電源を取ってみる
- モニター側に問題がないか別のディスプレイで確認
- ケースの蓋を開けて、メモリやグラボがしっかり刺さっているか目視確認
これだけで「ただの接触不良だった」が判明することは本当に多い。送って戻ってくるまでの2〜4週間を無駄にしないために、出発前の3分は使え。
よくある質問(FAQ)
- 保証は本当に元が取れますか?
-
「元を取る」発想だと損する確率の方が高い。3年内に壊れない人の方が多数派だ。保証は宝くじじゃなく、「3年間、故障に怯えず眠れる安心料金1万円」と捉えるのが正しい。元を取れるか取れないかじゃない、安心を買うかどうかだ。
- 物損保証はどんな人に必要ですか?
-
一人暮らし/ペット飼い/小さい子どもがいる家庭/引っ越し予定あり――このどれかに当てはまるなら入っとけ。逆に独立した部屋でPCを大事に扱っている人なら不要。延長保証ほど”必須度”は高くない、環境次第のオプションだ。
- 中古ゲーミングPCの保証はどうなりますか?
-
中古は基本「30日〜90日のショップ保証」のみ。3年保証はほぼない。中古を選ぶなら「壊れたら買い替える」覚悟で、本体価格を新品の半額以下に抑えるのが鉄則。保証で守る発想は捨てた方がいい。
- 自作PCに保証はありますか?
-
組立全体としての保証はない。各パーツのメーカー保証(GPU 2〜3年、電源 5〜10年など)が個別に付くだけだ。故障時は自分でパーツを特定し、自分でメーカーに送る必要がある。これは初心者にはハードル高い。
- 引っ越しで住所変更したら保証は切れますか?
-
多くのBTOメーカーで、住所変更だけで保証が切れることはない。ただし「事前連絡が必要」と利用規約に書いているところもあるから、引っ越したらマイページで住所更新だけはしておけ。
- BTOで買ったPCを自分でパーツ交換したら保証は無効になりますか?
-
ほとんどのメーカーで、自己改造後のトラブルは保証対象外になる。メモリ増設くらいは黙認されるケースもあるが、グラボや電源を変えたら原則アウト。「自分で改造する気がある」なら、最初から保証は最低限で組むのも合理的な選択だ。
まとめ|初心者は「3年保証」を基本線に、不要なら堂々と外せ
長くなったから、最後に要点だけ刻み込む。
- 初心者の9割は延長保証に入っとけ。理由は「自分で直せないから」
- 期間は迷ったら3年。故障率の山は2〜4年目に来る
- 物損保証は環境次第。一人暮らし・ペット・子どもありなら検討
- 不要なケースは「自作派/2年で買い替え/別保険あり」の3つ
- 保証を買う前に、ホコリ掃除と電源タップで寿命を延ばせ
保証は「コスパ商品」じゃなくて「スキルを補完する道具」だ。お前自身がパーツ交換できないなら、3年保証を1万円で買えばいい。それは安心料金として安い投資だ。逆に自作スキルがあるなら、保証分の金で予備のSSDでも買って、自分で守る方が建設的だったりする。
大事なのは、「みんなが入ってるから」「店員に勧められたから」じゃなく、自分の使い方で決めること。それができれば、もうBTOの購入カートで30分指を止めてる必要はない。



いいか、PCで失敗するのは保証ケチった奴じゃない。”自分の使い方を考えなかった奴”だ。3年保証で2年眠れる安心が買えるなら、それは安い買い物だ。
俺は時間とお金で、ようやくこの結論にたどり着いた。お前にはこの記事1本でショートカットして欲しい。