「エルデンリング、PC版で遊びたいけど推奨スペックがよく分からない」――そう思って検索してきたんだろ? 安心しろ、お前だけじゃない。公式の推奨スペックを見ても、あれは2022年発売時の基準だから、今パーツを買おうとすると「で、結局どれ買えばいいの?」ってなる。俺も2年PC自作やってきて、20万円以上ドブに捨てた。
だからこそ言える。スペック表だけ見て買うな。この記事では、エルデンリングを快適に遊ぶための「本当に必要なスペック」を、解像度別・予算別に全部出す。オーバースペックで散財する前に、まずこの記事を最後まで読んでくれ。
エルデンリングの公式スペックをまず確認しよう

何をするにもまず現状把握だ。エルデンリングPC版の公式スペックを正確に押さえておかないと、話が始まらない。ここで「なんとなく」で済ませると、後で余計な出費をすることになる。俺みたいにな。
最低スペックと推奨スペックの違い
FromSoftwareが公式に出しているPC版エルデンリングの要求スペックは、以下の3段階だ。
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック | レイトレ推奨 |
| CPU | Core i5-8400 / Ryzen 3 3300X | Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X | Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X |
| GPU | GTX 1060 3GB / RX 580 4GB | GTX 1070 8GB / RX Vega 56 8GB | RTX 3070 Ti / RX 6900 XT |
| メモリ | 12GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 60GB | 60GB | 60GB |
| VRAM | 3GB | 8GB | 12GB+ |
ここで重要なのは、「最低」はギリギリ動く、「推奨」はそこそこ快適、という意味であって、どちらも2022年発売時の基準だということ。最低スペックでプレイすると、ストームヴィルあたりでフレームレートがガタガタになって、マレニアの水鳥乱舞を視認する前に死ぬ。

推奨スペック満たしてれば最強ってことだろ? もうGTX 1070買うわ!



待て。GTX 1070は2016年のGPUだ。今から中古で買うより、現行世代のほうがワット性能も寿命もいい。次のセクションで読み替え方を教える。
公式推奨スペックは2022年基準――今買うならどう読み替える?
公式推奨のGTX 1070は、現行世代で言えばRTX 4060やRTX 5060クラスに相当する。しかもこの2つは1070よりもVRAM容量が多く、DLSS/FSR対応、電力効率も段違いだ。
- GTX 1060(最低)→ GTX 1650 / RX 6500 XT(ただし非推奨。快適とは言えない)
- GTX 1070(推奨)→ RTX 4060 / RX 7600(フルHD 60fpsなら余裕)
- RTX 3070 Ti(レイトレ推奨)→ RTX 4070 / RTX 5070(WQHD以上でレイトレも視野に)
結論を言う。今からエルデンリング用にPCを組むなら、RTX 4060かRTX 5060を軸に考えろ。これで公式推奨を大幅に上回る性能が手に入る。「高いパーツを買う前に、自分の用途を知れ」――これは俺が80万散財して学んだ鉄則だ。
エルデンリングに本当に必要なスペックは?解像度別に解説
公式スペックを確認したら、次は「自分がどの解像度で遊びたいか」を決めるステップだ。ここを曖昧にすると、俺みたいに4Kモニターだけ先に買って、GPUが追いつかなくて1080pで表示する羽目になる。あの時の虚しさ、お前には味わわせたくない。
フルHD(1080p)60fpsで遊ぶなら――12万円台から狙える
エルデンリングはfps上限が60fpsだ。つまり、60fps安定さえすれば、それ以上のGPUパワーは無駄になる。フルHD 60fpsであれば、RTX 4060で最高設定でも余裕で張り付く。
- GPU: RTX 4060 / RX 7600
- CPU: Core i5-13400F / Ryzen 5 7500F 以上
- メモリ: 16GB(DDR4でもDDR5でもOK)
- ストレージ: NVMe SSD 1TB



60fps上限ってことは、RTX 4070とか積んでも意味ないんですか?



エルデンリング”だけ”なら正直オーバースペックだ。ただ、他のゲームもやるなら上位GPUの恩恵は出る。エルデンリング専用機なら、RTX 4060で十分すぎる。
WQHD(1440p)60fpsで遊ぶなら――16万円台が目安
WQHDはフルHDの約1.8倍の画素数。黄金樹の輝きや腐敗の湖の気持ち悪いディテールが、目に見えてクリアになる。ここを狙うならRTX 4060 Tiか、RTX 4070あたりが安定圏だ。
- GPU: RTX 4060 Ti / RTX 4070 / RX 7700 XT
- CPU: Core i5-14400F / Ryzen 5 7600 以上
- メモリ: 16GB〜32GB
- ストレージ: NVMe SSD 1TB
WQHDモニターは最近2万円台でも良いのが手に入る。PC本体16万+モニター2〜3万で合計18〜19万。このあたりが「コスパと画質のバランスが最もいいゾーン」だと俺は思っている。
4K(2160p)60fpsで遊ぶなら――20万円台は覚悟しろ
4KはフルHDの4倍の画素数。狭間の地の遠景、ラダーンの隕石が降ってくる空の描写、全部が別次元になる。ただし要求されるGPUパワーもそれ相応だ。
- GPU: RTX 4070 Ti SUPER / RTX 5070 以上
- CPU: Core i7-14700F / Ryzen 7 7700X 以上
- メモリ: 32GB
- ストレージ: NVMe SSD 1TB
意外なポイントとして、エルデンリングは4K最高設定+レイトレONでもVRAM使用量が8GB以下に収まる。つまりVRAM 12GBや16GBが必要、ということはない。4K 60fps安定に必要なのはVRAM容量よりも「GPU演算力」のほうだ。ここを勘違いしてVRAM重視でパーツを選ぶと、俺の二の舞になるぞ。
レイトレーシングは本当に必要か?正直に言う
DLC「Shadow of the Erdtree」のアップデートでレイトレーシングが追加された。で、結論から言う。
エルデンリングのレイトレは影とアンビエントオクルージョン(AO)だけ。画質の変化は正直かなり小さい。
スクリーンショットを並べて比較しないと違いが分からないレベルだ。反射とか光の拡散といった派手な効果は実装されていない。なのにfpsは10〜20%落ちる。冷静に考えて、コスパは悪い。



レイトレないと時代遅れじゃないの? 友達にバカにされそう……



友達にバカにされるのと、財布が空になるのとどっちが痛い? エルデンリングのレイトレは「あれば少し綺麗」程度。レイトレのためにGPUを2ランク上げる必要はない。
スペック表だけじゃ分からない!快適プレイの3つの条件
GPUとCPUの型番だけ見て安心してる奴、ちょっと待ってくれ。エルデンリングには、スペック表に載らない「快適さを左右するポイント」がある。ここを見落とすと、スペック十分なはずなのにカクついて頭を抱えることになる。
条件①:CPUボトルネックに注意しろ
エルデンリングはオープンワールドだから、CPUへの負荷が場面によって大きく変わる。特にフルHD解像度ではGPUの負荷が軽くなる分、CPUがボトルネックになりやすい。
ベンチマークデータを見ると、1080p環境でのGPU-busy deviationが約40%に達するケースがある。これは「GPUが暇してるのにCPUが追いつかず、フレームが安定しない」状態だ。特にリムグレイブからリエーニエに抜ける広大なエリアで顕著になる。



GPUだけ強くしてもダメなんですね。CPUはどのクラスなら安心ですか?



Core i5-13400F / Ryzen 5 7500F以上なら、まず問題ない。逆に言えば、Core i3や古いi5-10400あたりだとボトルネックのリスクがある。GPUに金をかける前に、CPUが足を引っ張らないか確認しろ。
条件②:SSD必須。HDDは論外
エルデンリングのロード時間は、ストレージ速度に直結する。SSDなら死亡→リスポーンが5〜10秒。HDDだと30秒以上かかることもある。マレニアに100回死んだら、それだけで待ち時間が30分以上の差になる。
NVMe SSDが理想だが、SATA SSDでも十分な速度は出る。ここは妥協するな。2025年現在、1TB NVMe SSDは7,000円台で買える。もはやHDDを選ぶ理由がない。
条件③:スタッター(カクつき)問題と対策
エルデンリングPC版は、発売当初からスタッター問題が指摘されてきた。新しいエリアに入った瞬間や、ボス戦開始時にフレームが一瞬止まる現象だ。これはスペックだけの問題じゃなく、シェーダーコンパイルのタイミングに起因している。
- ゲームとドライバを最新版に更新(パッチで大幅に改善済み)
- シェーダーキャッシュをSSDに置く(HDDだと再コンパイルが遅い)
- Steamのシェーダー事前ダウンロードを有効に(設定→ダウンロード→シェーダーの事前キャッシュ)
- 裏で重いアプリを動かさない(Chrome大量タブは閉じろ)
アプデを重ねた現在では、発売直後と比べてかなりマシになっている。とはいえ完全にゼロにはならないから、上の対策は全部やっておけ。
予算別おすすめスペック構成――「結局いくら出せばいいのか」に答える
スペックの知識はもう十分だ。あとは「自分の財布と相談して、どの構成を選ぶか」だけ。俺が予算帯ごとに構成を組んだから、参考にしてくれ。パーツの型番は2025年現在で手に入るものを基準にしている。
【12〜15万円台】フルHD 60fps安定構成(コスパ最強)
| パーツ | 型番例 | 価格帯 |
| CPU | Core i5-13400F / Ryzen 5 7500F | 約2〜2.5万円 |
| GPU | RTX 4060 / RX 7600 | 約4〜4.5万円 |
| メモリ | DDR4 16GB(8GB×2) | 約5,000円 |
| SSD | NVMe 1TB | 約7,000円 |
| マザーボード | B660 / B650M | 約1〜1.5万円 |
| 電源 | 650W 80PLUS Bronze | 約7,000円 |
| ケース | ミドルタワー | 約5,000円 |
合計12〜14万円台。BTOならセール時に13万円前後で同等構成が手に入ることもある。エルデンリングを最高設定・フルHD 60fps安定で遊べる。「まずはこれで始めて、物足りなくなったらGPUだけ換装」が一番賢いルートだ。
【16〜20万円台】WQHD 60fps+他ゲームも快適構成(バランス型)
| パーツ | 型番例 | 価格帯 |
| CPU | Core i5-14400F / Ryzen 5 7600 | 約2.5〜3万円 |
| GPU | RTX 4060 Ti / RTX 4070 | 約5.5〜7万円 |
| メモリ | DDR5 32GB(16GB×2) | 約1.2万円 |
| SSD | NVMe 1TB | 約7,000円 |
| マザーボード | B760 / B650 | 約1.5〜2万円 |
| 電源 | 750W 80PLUS Gold | 約1万円 |
| ケース | ミドルタワー(エアフロー重視) | 約8,000円 |
合計16〜20万円台。エルデンリングだけじゃなく、他の重量級タイトルもWQHDで快適に動く「万能型」だ。メモリ32GBにしているのは、最近のゲームが16GBだとギリギリのものも増えてきたから。ここに投資しておくと2〜3年は戦える。
【20〜28万円台】4K 60fps+将来性ガチ構成(ロマン枠)
| パーツ | 型番例 | 価格帯 |
| CPU | Core i7-14700F / Ryzen 7 7700X | 約4〜5万円 |
| GPU | RTX 4070 Ti SUPER / RTX 5070 | 約8〜11万円 |
| メモリ | DDR5 32GB(16GB×2) | 約1.2万円 |
| SSD | NVMe 2TB | 約1.3万円 |
| マザーボード | B760 / X670E | 約2〜3万円 |
| 電源 | 850W 80PLUS Gold | 約1.3万円 |
| ケース | ミドルタワー(大型) | 約1万円 |
合計20〜28万円台。正直、エルデンリングだけが目的ならオーバースペックだ。ただし4Kモニターを持っている人や、今後の大型タイトルにも備えたい人にはアリ。レイトレも余裕で動く。
俺が昔やらかしたのは、「どうせ買うなら最上位」と考えて、当時のハイエンドGPUをリボ払いで買ったこと。性能は確かに凄かった。でも遊んでたのはフルHDのモニターで、性能の半分も使ってなかった。自分のモニターと遊ぶゲームに合わせてGPUを選べ。それが散財しない唯一の方法だ。
エルデンリング「Nightreign」に備えるなら?将来のスペックも考えろ
2025年5月30日にはエルデンリングの新作スピンオフ「ELDEN RING Nightreign」がリリースされている。3人協力プレイのローグライク型で、マルチプレイが前提のタイトルだ。
現時点でNightreign向けの公式推奨スペックは暫定的な情報しか出ていないが、ネットワークテスト時の動作報告を見る限り、本編エルデンリングが快適に動く環境なら、Nightreignも問題なく動く可能性が高い。
ただし、マルチプレイでは3人分のキャラクターと敵の同時描画が発生するため、CPUとメモリへの負荷は本編よりやや高くなると予想できる。「フルHDギリギリ構成」で組むより、少し余裕を持たせておくのが賢い判断だろう。



Nightreignのために30万のPC買っておいたほうがいいかな!?



落ち着け。まだ正式スペックも出てない段階で30万出すのは、俺が水冷に15万突っ込んで後悔したのと同じ道だ。まずは本編が快適に動く構成を組んで、Nightreignの正式要件が出てから必要ならGPUだけ換装すればいい。
- メモリは16GBではなく32GBにしておく(マルチ負荷対策)
- 電源は750W以上にして、GPU換装時の余裕を確保
- CPUはCore i5-13400F / Ryzen 5 7600以上なら問題ない見込み
- 正式スペック発表まで、GPUの過剰投資は控える
よくある質問(FAQ)
エルデンリングの推奨スペックについて、よく聞かれる質問をまとめた。お前が気になってることも入ってるはずだ。
- ノートPCでもエルデンリングは遊べる?
-
RTX 4060 Laptop以上を搭載したゲーミングノートなら、フルHD 60fpsは十分狙える。ただしノートPC版のGPUはデスクトップ版より性能が落ちるから、同じ型番でも10〜20%低い性能で考えておけ。排熱も重要なので、冷却性能の評判は必ずチェックしろ。
- メモリ16GBと32GB、どっちがいい?
-
エルデンリング単体なら16GBで足りる。ただし配信ソフトやブラウザを同時に開くなら32GBが安心だ。Nightreignのマルチプレイも視野に入れるなら32GBを推奨する。価格差も数千円まで縮まっているから、迷ったら32GBにしておけ。
- GTX 1660 SUPERでもプレイできる?
-
フルHD・中設定なら40〜60fpsで動く。ただし最高設定は厳しいし、DLCエリアでは処理落ちが頻発する可能性がある。「遊べる」と「快適」は違う。できれば RTX 4060以上への乗り換えを勧める。
- AMD GPUでも問題なくプレイできる?
-
RX 7600やRX 7700 XTなら問題なく動く。ただしレイトレーシング性能はNVIDIA RTXシリーズのほうが上だ。レイトレに興味がないならAMDもコスパが良い選択肢になる。
- フレームレート60fps以上は出せないの?
-
現時点でエルデンリングのfps上限は60fps。MODで解除する方法はあるが、オンラインプレイでBANされるリスクがある。公式対応を待つのが無難だ。
- 今買うならBTOとself-buildどっちが安い?
-
2025年現在、BTOのセール時と自作の価格差は1〜2万円程度。自作経験がないなら、サポート付きのBTOのほうがトータルで安くつくこともある。逆に自作経験があるなら、パーツ選びの自由度がある自作が楽しい。
まとめ――エルデンリングの推奨スペックは「ちょうどいい」を見極めろ
ここまで読んでくれたお前に、最後に伝えたいことがある。
エルデンリングの推奨スペック選びで一番大事なのは、「自分が遊ぶ解像度とfpsから逆算すること」だ。RTX 4090を積んでも60fps上限は変わらない。4Kモニターがないのに4K対応GPUを買っても意味がない。
- フルHD 60fps → RTX 4060で十分。予算12〜15万円
- WQHD 60fps → RTX 4060 Ti〜4070。予算16〜20万円
- 4K 60fps → RTX 4070 Ti SUPER以上。予算20〜28万円
- SSDは必須、CPUボトルネックに注意、レイトレは優先度低い
俺は2年かけて「目的に合ったパーツ選び」が最強だと学んだ。20万円の散財、お前にはもっと賢く、もっと楽しくPCゲームの世界に飛び込んでほしい。
自分の用途と予算に正直になれ。それが狭間の地を最高に楽しむための、本当のスペック選びだ。



スペック表だけ見て買うな。自分の目的を知ってから、パーツを選べ。それだけで無駄な出費の8割は防げる。お前ならできるはずだ、頑張れよ。