「ゲーミングPC、結局いくら出せばいいんだよ…」――BTOサイトの価格欄を開いては閉じ、開いては閉じ、ブラウザの注文ボタンの上でカーソルがウロウロしたまま深夜2時。あの動けない感じ、覚えがあるだろ?
5万円で「ゲーミング」と書かれたPCもあれば、30万を超えるバケモノもある。Xを覗けば「10万で十分」「20万出さないと無駄」と真逆の意見が並んでいて、もう何を信じればいいかわからん。家族に金額を説明しようにも、自分すら相場を掴めていない。その気持ち、痛いほどわかる。
俺は「正解の予算」を、机上ではなく財布で学んだ人間として、この記事では一切の遠慮なく書く。
結論を先に言う。初心者が後悔しないゲーミングPCの予算は10〜15万円。安心ラインは15万円。上限は20万円。それ以上は初心者には不要だ。 ただし、ここからが本題なんだ。”いくらか”より”何をやりたいか”で逆算しないと、お前も俺と同じ穴に落ちる。最後まで読めば、自分の正解額が腹に落ちて、家族にも堂々と説明できる状態で読み終わるはずだ。
結論:初心者ゲーミングPCの予算は「10〜20万円」、安心ラインは15万円
もったいぶらない。今この瞬間に答えだけ知りたい奴のために、表を置いておく。
| 予算帯 | 立ち位置 | 遊べる目安 |
| 5万円台 | 地雷ゾーン | ゲーミングを名乗る別物。買うな |
| 8〜9万円 | 条件付きOK | 軽量ゲームのみ・フルHD 60fps |
| 10〜13万円 | 初心者の現実最低ライン | フルHD 144fpsが射程に入る |
| 15万円 | 安心ライン・コスパ最大 | フルHD 144fps安定・WQHDも視野 |
| 20万円 | 余裕ライン | WQHD 144fps・配信兼用OK |
| 25〜30万円超 | 上級者ゾーン | 4K・本気の人向け。初心者は不要 |
9割の初心者は15万円を狙えばいい。それで人生のゲーム体験は劇的に変わる。残り1割は、用途が軽すぎるか重すぎるか――そこから先は、後でじっくり整理していく。
ただな、ひとつだけ覚えておいてくれ。“いくら?”より”何をやりたいか”で逆算する。 値段から決めると、俺と同じく散財ルートに乗るぞ。

えー、予算決めるのとかダルくね?とりあえず買うっしょ!



その「とりあえず」で俺は80万溶かしたんだよ、タケシ。やりたいゲーム決めれば予算は一発で決まる。順番を逆にするな。
なぜ「予算いくら?」で迷うのか――情報の海で溺れる初心者の典型パターン
結論から言うと、初心者が予算を決められないのは 3つの原因 がだいたい揃っているからだ。情報がないんじゃない、情報が多すぎて溺れているんだ。
- 用途の解像度がガバガバ:「ゲームしたい」だけで、何をやりたいかが決まっていない
- 周辺機器の予算を計算していない:本体だけ見て「15万でいける」と思い込む
- 相場の基準がない:5万のPCも30万のPCも同じ”ゲーミングPC”に見えてしまう
俺の話を少しさせてくれ。15年前、サラリーマンだった俺は「ゲームをヌルヌル動かしたい」というふわっとした願望だけで、いきなり30万のBTOセットをポチった。やりたいゲームも決まってない。モニターも安物のフルHD。結果どうなったか――買った直後にやってたのはWebブラウザとマインスイーパーだ。30万のマインスイーパー専用機。笑えるだろ?でも当時の俺は本気で泣いた。
つまり、相場を語る前に「自分が何のために買うのか」が定まっていないと、いくら積んでも正解にはたどり着けないってことだ。
予算を決める前にやること――”用途の解像度”を上げろ
予算は逆算で決まる。やりたいことが先、財布の中身は後。順番を間違えるな。
やりたいゲームを最低3本リストアップしろ
まず、紙でもメモアプリでもいいから、やりたいゲームを 3本 書き出してみろ。Apex、Fortnite、原神、FF14、VALORANT、Minecraft、Cyberpunk 2077――何でもいい。
書き出したら、そのゲームの公式サイトで「推奨スペック」を確認する。一番重いタイトルが、お前のPCの基準になる。Minecraftだけなら8万でいい。Cyberpunk 2077で4Kやりたいなら25万を覚悟しろ。同じ”ゲーミング”でも要求は10倍違う。
プレイ環境を決めろ(解像度・fps)
ゲームの次は「どう遊ぶか」だ。これが予算の半分を決める。
| プレイ環境 | 必要GPU目安 | 本体予算 |
| フルHD 60fps(軽量ゲーム) | RTX 3050〜4060 | 9〜12万円 |
| フルHD 144fps(FPS競技) | RTX 4060〜4060 Ti | 13〜16万円 |
| WQHD 144fps | RTX 4070〜4070 Super | 18〜23万円 |
| 4K 60fps以上 | RTX 4070 Ti SUPER以上 | 25万円〜 |
解像度を1段上げると、必要GPUが1段重くなる。fpsを倍にしようとすると、また1段重くなる。「フルHD 144fps」と「4K 60fps」は、見た目以上に必要パワーが違うってことだ。
配信・動画編集の予定があるか
もし「ゆくゆくは配信もしたい」「YouTubeに編集した動画を上げたい」と思ってるなら、本体予算+3〜5万を上乗せしろ。CPUのコア数とメモリが効いてくる。後から「あれもやりたい」と思って追加で投資するくらいなら、最初から組み込んだ方が安い。これは俺が一番痛い目を見た部分だ。



やりたいゲームが3本も決まらないんですけど…配信もちょっとやりたいかも、くらいで。



決まらないなら、買うな。これが一番の節約だ。3ヶ月くらいSteamのデモ版を漁って「絶対これは譲れない」って1本見つけてからでも遅くない。
予算別シミュレーション:あなたの財布で何が手に入るのか
ここからが本題だ。各予算帯で“何が手に入って、何を失うか”を、忖度なしで書く。
5万円台:ガチで地雷ゾーン(買うな)
結論から言う。5万円台のゲーミングPCは99%地雷だ。 このゾーンで「ゲーミングPC」を名乗っているマシンの中身は、内蔵GPUか、5年以上前のGTXシリーズか、ノートPC用のチップを無理やり積んだなんちゃってだ。
俺の知り合いに、Amazonで6万弱の「光るゲーミングPC」を買った後輩がいた。届いた箱は派手な化粧。中を開けたら、グラボのファンが1個しかない無名GPUだった。Apexを起動した結果は――平均28fpsで紙芝居。後輩は1週間後にメルカリで4万で売り、結局15万のBTOを買い直した。差額にして10万以上の遠回りだ。
もし予算が本当に5万しかないなら、家庭用ゲーム機を買え。PS5やSwitch2の方が、その値段では圧倒的に幸せになれる。ゲーミングPCは諦めて、貯金して出直す方が結果的に安い。



5万のゲーミングPCって安すぎ最高じゃん!光ってるしポチろっかな!



それ、「ゲーミング」って書いてあるだけのただのPCな。光ればゲーミングなら、俺の部屋の電気スタンドも最強だ。
8〜9万円台:条件付きOK(軽量ゲーム専用)
このゾーンは「やりたいゲームが軽量タイトル限定」なら成立する。Minecraft、原神(中設定)、League of Legends、Stardew Valley――こういうカジュアル寄りのタイトルなら、フルHD 60fpsで普通に遊べる。
| 項目 | 目安 |
| CPU | Core i5-12400 / Ryzen 5 5500 |
| GPU | RTX 3050 / GTX 1660 SUPER |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 500GB |
| 想定fps | 軽量タイトル フルHD 60fps |
ただし、ApexやFortniteで144fpsを出そうとすると正直キツい。「とりあえず60fpsでいい」「重いゲームは将来やらない」と割り切れる人だけ、このゾーンでOKだ。
10〜13万円台:初心者の現実的最低ライン
ここが 「ちゃんとゲーミングPC」と呼べる入り口 だ。RTX 4060クラスを積んだモデルが揃ってくる予算帯で、フルHD 144fpsが射程に入る。Apex・Fortnite・FF14・VALORANT、人気タイトルはほぼ快適に遊べる。
| 項目 | 目安 |
| CPU | Core i5-13400F / Ryzen 5 7600 |
| GPU | RTX 4060 |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 500GB〜1TB |
| 想定fps | フルHD 144fps(人気タイトル) |
ただし、メモリ16GBと500GB SSDだとちょっと心許ない。後でストレージ追加することになりがちだ。あと2〜3万出せるなら、迷わず次のゾーンに行け。
15万円前後:安心ライン・コスパ最大値
はっきり言う。初心者が買うならここだ。9割の人間の正解はこのゾーンだ。
RTX 4060 Tiまたは4070、メモリ32GB、SSD 1TBが現実的に組める。フルHD 144fpsが安定し、設定を絞ればWQHDも見えてくる。3〜5年は戦えるラインだ。
| 項目 | 目安 |
| CPU | Core i5-14400F / Ryzen 5 7600X |
| GPU | RTX 4060 Ti / 4070 |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
| 想定fps | フルHD 144fps安定 / WQHD 100fps |



結局、迷ったら15万を狙えばいいってことですね?



そういうこと。9割の初心者の正解はそこだ。「いくら?」と聞かれたら俺は迷わず15万と答える。
20万円前後:余裕ライン・配信や高画質志向向け
このゾーンは「配信も動画編集もやる」「WQHDで本気で遊びたい」「3〜5年と言わず、もっと長く戦いたい」――こういう志向の人向けだ。RTX 4070 Super、メモリ32GB、SSD 1TB以上、CPUもRyzen 7やCore i7に上がってくる。
| 項目 | 目安 |
| CPU | Core i7-14700F / Ryzen 7 7700X |
| GPU | RTX 4070 Super / 4070 Ti |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1〜2TB |
| 想定fps | WQHD 144fps / 配信兼用OK |
正直、初心者が「とりあえず」で買うには少し過剰だ。でも「一度買ったら長く使いたい」「配信は確定路線」というなら、ここに踏み込む価値はある。
25〜30万円超:4K・本気の人向け(初心者は不要)
RTX 4080や4090を積んだ、いわゆる“バケモノ”ゾーンだ。4Kでヌルヌルやりたい、最新タイトルを最高設定で動かしたい、3DCGや動画編集をガチで仕事にする――そういう用途じゃない限り、初心者は近づくな。
俺は15年前、まさにこのゾーンから入った。何もわからないまま「最強構成」をネットで調べて、30万のセットを組んだ。結果は冒頭で書いたとおり――マインスイーパー専用機だ。「最強」は、それを使い倒せる人間が買うから最強なんだ。使わないなら、ただの宝の持ち腐れだぞ。
30万のPCを買って1年、メインで使ってたソフトはWebブラウザとSteamのストア閲覧。ゲームは月に2時間。家族から「またPC?」と冷たい目で見られた日のことは今でも忘れない。あの30万があれば、家族で温泉に5回行けたな。
PC本体だけじゃない――”立ち上がり総額”のリアル
ここで多くの初心者が転ぶ。「PC本体15万で済む」と思っているうちは、まだ予算を見えていない。 ゲーミング環境を立ち上げるには、本体以外にも金がかかる。
| アイテム | 最低限 | 推奨 |
| モニター(144Hz) | 1.5万円 | 2.5〜3万円 |
| キーボード | 0.5万円 | 1〜2万円 |
| マウス | 0.3万円 | 0.8〜1万円 |
| ヘッドセット | 0.5万円 | 1〜2万円 |
| 椅子(長時間用) | 1万円 | 3〜5万円 |
| 合計 | 3.8万円 | 8〜13万円 |
つまり、本体15万で組むなら立ち上がり総額は20〜23万円を覚悟しろってことだ。既に144Hz対応モニターを持ってる、キーボード・マウスは流用するなら本体だけでいい。だが「全部新しく揃える」つもりなら、+5〜8万を脳内に組み込んでおけ。
- 144Hzモニター(FPS系をやるなら必須)
- マウス(DPI調整できるゲーミング向け)
- キーボード(メカニカル推奨だがメンブレンでも可)
- ヘッドセット(マイク付き、ボイチャ用)
- 長時間座れる椅子(健康への投資)
あと、よく聞かれる電気代の話な。「ゲーミングPCは電気代がヤバい」と言うやつがいるが、現実はそんなに怖くない。1日2〜3時間ゲームする使い方で、月の電気代増加分は +1,000〜2,000円 が相場だ。スマホの月額より安い。月1万増えるなんてのは、24時間ぶん回す配信者の話だ。
BTO・自作・中古・ノートPC――どこで買うのが正解か
初心者の正解はBTO一択
断言する。初心者が買うならBTO(受注生産)一択だ。理由は3つ。
- パーツ相性のトラブルがゼロ(プロが組んでテストしてから出荷)
- 1〜3年の保証が標準で付く(故障時に泣かなくていい)
- サポートに電話・チャットで相談できる(初期セットアップで詰まっても助かる)
自作の罠(語り手の実体験)
「自作の方が安い」って情報、ネットでよく見るだろ?嘘じゃない。ただし「無事に動けば」の話だ。
俺の最初の自作PCは、見よう見まねでパーツを選んだ結果、電源容量が足りずに起動しなかった。3万のグラボは初期不良で返品もできず、新品同様のまま机の引き出しの底に沈んだ。それから数年後、調子に乗って水冷に手を出した。深夜2時、組み上がったケースから「ポタッ」という音がして、床にじわっと水が広がった瞬間――マジで心臓が止まるかと思った。グラボとマザーボードが同時に逝き、修理費含めて15万が一晩で消えた。



でもさ、自作の方が1〜2万安いって書いてあるの見たんだけど!



俺の水没した15万を見てから言え。BTOの数万の上乗せは「保証代」「組み立て代」「事故ったときの安心代」だ。初心者の自作は3年早い。
中古はおすすめしない理由
「同じスペックなら中古が安いじゃん」――その通りだ。だが初心者には勧めない。理由は単純で、中古は前のオーナーがどう使ったかで寿命が天と地ほど変わるからだ。
毎日10時間ゲームし続けて熱でやられたGPU、ホコリでファンが死にかけたケース、SSDの書き込み寿命がもう残り少ない――これを見抜くには、それなりの知識がいる。保証もないから、買って1ヶ月で壊れても泣き寝入りだ。同じ予算なら中古より新品BTOの「型落ちセール品」を狙え。これだけ覚えとけ。
ノートPC vs デスクトップ
同じ価格なら、ノートPCはデスクトップの7掛け性能と思え。15万のゲーミングノートと、15万のゲーミングデスクトップでは、デスクトップの方が圧倒的に長く戦える。
| 項目 | BTOデスクトップ | ゲーミングノート | 自作 | 中古 |
| 同価格性能 | ◎ | △ | ○ | △〜× |
| 保証 | ◎ | ◎ | × | × |
| 持ち運び | × | ◎ | × | 場合による |
| 初心者おすすめ度 | ◎ | ○ | × | × |
「持ち運びが絶対必要」じゃない限り、デスクトップ一択でいい。寮や狭い部屋でスペースがどうしても無いならノート、それ以外は迷うな。
セール・キャンペーンを使えば予算は1〜2万円浮く
同じスペックでも、買うタイミングで 1〜2万円 簡単に変わる。これを知らないだけで損するのはもったいない。
- 年末年始セール(12〜1月):BTO各社が在庫処分を仕掛ける
- 新生活セール(3〜4月):学生・新社会人向けの値引きが強い
- ゴールデンウィークセール(4月末〜5月):型落ち品が一気に下がる
- 夏のボーナス商戦(6〜7月):ハイエンド構成が値引きされやすい
- ブラックフライデー〜年末(11〜12月):年間最大の値下がりタイミング
急がないなら「3ヶ月貯金して、次のセールを待つ」のは賢い戦略だ。1〜2万浮いた分で周辺機器をワングレード上げられる。
ただし注意点がひとつ。新世代GPU発表直前は買い控えて値下がり待ちか、現行を割安で攻めるか、判断が分かれる。「今すぐゲームを楽しみたい」なら現行で十分だ。新世代を待つってことは、その間ゲームを我慢するってことだぞ。時間の価値を忘れるな。
予算が足りないと感じたら――無理するな、3つの選択肢
「15万って言われても、今そこまで金が無い…」――わかる。でも、無理は絶対にするな。俺はリボ払いで借金80万を作った男だ。同じ轍を踏ませたくない。
3〜6ヶ月貯めて15万を作る
月2〜3万を貯金すれば、半年で15万に届く。半年我慢して安心ラインに到達する方が、無理して10万のPCで妥協して1年後に買い替えるより、圧倒的にコスパがいい。“待つ”は最強の節約術だ。
グレードを1段下げる勇気
「フルHD 144fps」を「フルHD 60fps」に妥協するだけで、予算は5万円下がる。やりたいゲームが軽量タイトル中心なら、10万円台前半でも全然戦える。必要なスペックは、自分のプレイ環境で決まる。背伸びするな。
今は買わずに家庭用ゲーム機で繋ぐ
正直に言う。PS5やSwitch2で遊べるゲームしかやらないなら、ゲーミングPCは要らない。
ゲーミングPCの真価は、Modが入れられたり、144fpsを超えるリフレッシュレートで遊べたり、複数タスクを並行できたり、配信や動画編集まで1台で完結したりする部分にある。それが要らないなら、家庭用機の方が安くて快適だ。「PCじゃなきゃダメな理由」がはっきりしてから、買えばいい。



あ、リボ払いで20万のPC買えばいいじゃん!毎月3,000円ずつとかでさ!



絶対にやめろ。俺はそれで借金80万作った。リボ払いの利息は年15%だ。20万のPCが、3年後には30万のPCに化けるんだよ。PCは逃げない。逃げるのはいつも自分の財布だ。
初心者が予算を決める時にやりがちな失敗5選
俺が散々通ってきた失敗ルートを、5つに絞って置いておく。お前は、ここで止まれ。
- 値段だけで選ぶ(光ってればOK):俺は最初これで6万円台のなんちゃってPCを掴まされかけた
- 周辺機器の予算を計算しない:本体15万で安心したら、モニター・椅子で+8万追加した
- 配信・編集予定があるのに本体だけで考える:後からCPUとメモリ追加で結局5万追加
- “最強構成”信仰でオーバースペック:俺の30万PC事件。フルHDでマインスイーパー
- 中古・激安の罠:知人がメルカリで買った中古、3ヶ月でGPU逝った
5つ全部、俺が15年かけて学んだ授業料だ。お前は授業料を払わずに、俺の屍を踏み台にしていけ。
予算別おすすめ構成のざっくり指針
最後に、予算ごとに「BTOサイトでこの構成を満たすモデルを探せ」という指針を置いておく。具体的なモデル名は時期で変わるから、自分で各BTOメーカーのサイトを比較しろ。
| 予算 | CPU | GPU | メモリ | SSD |
| 10万円 | Core i5 / Ryzen 5 | RTX 4060 | 16GB | 500GB |
| 13万円 | Core i5 / Ryzen 5 | RTX 4060 | 32GB | 1TB |
| 15万円 | Core i5 / Ryzen 5 | RTX 4060 Ti / 4070 | 32GB | 1TB |
| 18万円 | Core i7 / Ryzen 7 | RTX 4070 | 32GB | 1TB |
| 20万円 | Core i7 / Ryzen 7 | RTX 4070 Super | 32GB | 1〜2TB |
BTOサイトで「カスタマイズ」を選んで、上記の組み合わせに近づけろ。電源は必ず「80PLUS BRONZE以上、容量650W以上」をデフォルトで選択してくれているモデルを選べ。電源だけはケチるな。守らないなら今すぐBTO選び直せ。
よくある質問(FAQ)
- 予算10万円でApexは144fps出ますか?
-
RTX 4060を積んだ10万円台前半のモデルなら、フルHD・中設定で平均144fpsは射程に入る。最高設定だと120fps前後に落ちることがある。安定して144fps張り付きを狙うなら13万円以上の構成を推奨する。
- 中学生ですがゲーミングPCに10万円は高すぎませんか?
-
正直、中学生の小遣いで10万は重い。だが、5万のなんちゃってPCを買う方が結果的に損だ。半年〜1年お年玉と小遣いを貯めるか、家族と話し合って学業や家事の協力と引き換えに援助してもらう方法もある。”借金”だけは絶対にするな。
- 電気代は月いくら増えますか?
-
1日2〜3時間プレイで月+1,000〜2,000円が現実的なライン。アイドル時の消費電力は60〜80W、ゲーム中で250〜350W程度。1日10時間以上ぶん回す配信用途でなければ、月1万増えるなんてことはない。
- ノートPCで15万出すならデスクトップにすべき?
-
持ち運びが絶対条件でないならデスクトップを選べ。同じ15万でも、デスクトップの方が体感1.3〜1.5倍速い。ノートは熱処理に制約があり、長時間ゲームでサーマルスロットリング(性能低下)が起きやすい。
- 5年使えるPCの予算はいくらですか?
-
18〜20万円が目安。RTX 4070以上、メモリ32GB、SSD 1TB以上を確保しておけば、5年後の新作タイトルも設定を絞れば十分遊べる。15万円構成は「3〜4年で買い替え前提」と思っておくといい。
- 分割払いは使ってもいいですか?
-
「分割手数料無料」なキャンペーンなら使ってOK。ただしリボ払いだけは絶対に使うな。年利15%前後で、20万のPCが3年で30万に化ける。俺はこれで借金80万作った。手数料無料の分割か、貯金してから一括――この2択だけだ。
まとめ:ゲーミングPC初心者の予算は「15万円」を起点に逆算しろ
長く付き合ってくれてありがとう。最後に、要点をもう一度詰めて渡す。
- 9割の初心者の正解は15万円。フルHD 144fpsが安定し、3〜5年戦える
- 軽量ゲーム専用なら10万円台前半でOK、4Kや配信本気なら20万円超
- 5万円台のゲーミングPCは99%地雷。買うなら家庭用ゲーム機にしろ
- 本体予算+5〜8万円が周辺機器込みの「立ち上がり総額」
- 初心者はBTO一択。自作・中古・ノートは初心者には勧めない
- セール時期を狙えば1〜2万円浮く。急がないなら3ヶ月待つのも戦略
- 足りないなら無理するな。貯めろ・グレード下げろ・家庭用機で繋げ
大事なのは「いくら?」の数字を覚えることじゃない。“自分の用途から逆算して、必要なラインを正確に把握する力” を身につけることだ。それさえ手に入れば、5年後にPCを買い替える時も、10年後に家族のためにPCを選ぶ時も、お前はもう情弱呼ばわりされない側にいる。
たどり着ける場所はある。お前は俺の散財ルートを通る必要なんてない。



PCは逃げない。逃げるのはいつも自分の財布だ。焦るな。15万を準備して、用途を決めて、BTOで一発で組め。それで終わりだ。俺の散財を越えてくれ。